カテゴリー別アーカイブ: 気まぐれ映画館

「祭りの日常化」-黒沢清と<岸辺の旅>

 「新幹線通勤」という言葉はどんな響きがするのだろう。ある事情により東京に住むことをせず、地方から東京へ通勤する。しかも、そのことを所属組織が容認し経費を負担してくれる。毎日の長時間通勤と引換えに週末の有意義な地方生活を…Read More

ヌーベルヴァーグ・オマージュ

 かれこれ7~8年前、イタリア旅行の帰りにロンドンのヒースロー空港でのトランジェツトタイム。免税店で時間を潰していると、何とダスティン・ホフマンが横を通り過ぎた。根っからのミーハー気分全開で後をつけて行くと、ファーストク…Read More

『佐藤清三郎画集』と宇野マサシ「続・僕の風景」

 2007(平成19)年10月、新潟市の砂丘館で開催された[越後を愛した美術評論家 没後20年「洲之内徹と新潟」展]に行き、初めて佐藤清三郎の絵を目にしました。ほかに佐藤哲三、田畑あきら子、峰村リツ子の作品も出品されてい…Read More

ドリームタイム

「死」が通り過ぎていく。のっぺらぼうな風とともに 先日、近所でご不幸があり、隣組ということで告別式での受付や駐車場の誘導整理をした。まだ60歳代半ばの若さで、且つ半年前まで元気だったこともあって、多くの参列者が驚きと深い…Read More

パリについて私が知っている 2,3の事柄

 洋の東西、世代を問わず「パリが好き」という方はたくさんいると思いますが、私の知る限りもっともパリが好きな人は、『パリ、ジュテーム』(2006年)に登場するアメリカ人の中年女性(マーゴ・マーティンデイル)かも知れません。…Read More

「博士と彼女のセオリー (The theory of everything)」=意外にも・・・ 

 本サイトの館主氏とは約束がある。映画の話を書かなければならない。しかし、このところ私の周りでは色々な事があって、住む場所も変わり、とうとう名古屋シネマテークにも行けず仕舞いとなった。あの映画館で映画を観て、映画館の雰囲…Read More

老いて ますます愉し ― 定年後のリアル&スロー・ライフ論 ―

1.『エルヴィス・ザ・スピリチュアル』(ジェス・スターン、ラリー・ゲラー共著、林陽・訳;1991年曙出版) あなたのプレスリーのイメージは? ロック、ロック、ロック、オン・ザ・ロック! ところが、本書を一読すればプレスリ…Read More